DefDateステートメント 解説(Excel VBA)

DefDate ステートメントの解説

概要

DefDate ステートメントは、指定した変数の名前の範囲をDate型として自動的に宣言するためのステートメントです。

意義

DefDate ステートメントを使用することで、特定の名前の範囲の変数を明示的にDate型として宣言することなく、自動的にDate型として扱うことができます。これにより、コードの冗長性を減少させることができ、日付の操作や計算を効率的に行うことが可能となります。

構文

DefDate 範囲リスト

パーツ

  • 範囲リスト: Date型として扱いたい変数の名前の範囲を指定します。

サンプルプロシージャ

DefDate A-C

Sub TestDefDate()
    Dim AValue, BValue, CValue, DValue
    AValue = #1/1/2023#
    BValue = #12/31/2023#
    CValue = Date
    DValue = "2023/05/01"
    MsgBox "AValue: " & AValue & vbCrLf & "BValue: " & BValue & vbCrLf & "CValue: " & CValue & vbCrLf & "DValue: " & DValue
End Sub

この例では、変数 AValue, BValue, CValue は自動的にDate型として扱われます。DValueは文字列型で日付を表現していますが、適切なフォーマットであればDate型としての操作や表示が可能です。

関連するステートメントや関数

    • DefBool: Boolean型の変数を宣言するためのステートメント。
    • DefByte: Byte型の変数を宣言するためのステートメント。
    • DefInt: Integer型の変数を宣言するためのステートメント。

注意事項

  • DefDate ステートメントはモジュールの先頭に配置する必要があります。
  • DefDate で宣言した範囲の変数は、その後のコード内で別の型として再宣言することはできません。
  • Date型の変数は、特定の日付範囲内の値のみを受け入れることができます。