Worksheet.Nameプロパティ解説(Excel VBA)

Excel VBA: Worksheet.Name プロパティの使用方法

Excel VBAでは、Worksheet.Name プロパティを使用して、ワークシートの名前を取得したり変更したりすることができます。このプロパティは読み取り/書き込みが可能です。

Worksheet.Name プロパティの基本的な使用法

Worksheet.Name プロパティの基本的な使用法を以下に示します。

Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
Debug.Print ws.Name

このコードでは、Worksheet オブジェクトを定義し、”Sheet1″という名前のワークシートをそのオブジェクトに割り当てます。その後、Debug.Print ステートメントを使用してワークシートの名前を イミディエイトウィンドウ に出力します。

Worksheet.Name プロパティでワークシートの名前を変更する

Worksheet.Name プロパティを使用して、ワークシートの名前を変更することも可能です。以下にそのサンプルコードを示します。

Sub ChangeSheetName()
    Dim ws As Worksheet
    Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
    ws.Name = "新しいシート名"
End Sub

このコードでは、”Sheet1″という名前のワークシートの名前を”新しいシート名”に変更します。このように、Worksheet.Name プロパティを使用して、ワークシートの名前をプログラム的に変更することができます。

複数のワークシートがある場合の Worksheet.Name プロパティの使用法

複数のワークシートが存在する場合、Worksheetsコレクションを用いて、特定のワークシートの名前を取得することができます。以下にそのサンプルコードを示します。

Sub PrintAllSheetNames()
    Dim ws As Worksheet
    For Each ws In ThisWorkbook.Worksheets
        Debug.Print ws.Name
    Next ws
End Sub

このコードでは、ワークブック内のすべてのワークシートについて、ワークシートの名前を イミディエイトウィンドウ に出力します。

以上がWorksheet.Name プロパティの基本的な使用法とその応用です。これらの概念を理解し活用することで、Excel VBAによるワークシート操作がより柔軟で強力になります。