Weightプロパティ解説(Excel VBA)

Excel VBAにおけるWeight プロパティの使用方法

Excel VBAの Weight プロパティは、ワークシートのセルの境界線の太さを設定するためのプロパティです。

使用方法

Weight プロパティを使用することで、セルの境界線の太さを制御することができます。

引数・パラーメータ

Weight プロパティは以下の値を取ることができます:

  • xlHairline: 最も細い線スタイル。
  • xlThin: 細い線スタイル。
  • xlMedium: 中間の線スタイル。
  • xlThick: 太い線スタイル。

サンプルコード

以下は、A1からB10までの範囲のセルの境界線を太くするサンプルコードです。


Sub SetThickBorder()
    Range("A1:B10").Borders.Weight = xlThick
    MsgBox "A1からB10までのセルの境界線を太くしました。"
End Sub
    

動的な機能を持つサンプルコード

以下のサンプルコードは、ユーザーからの入力に基づいてセルの境界線の太さを変更するものです。


Sub DynamicSetBorderWeight()
    Dim userInput As String
    userInput = InputBox("セルの境界線の太さを選択してください(細い/中間/太い)", "境界線の太さの設定")

    Select Case userInput
        Case "細い"
            Range("A1:B10").Borders.Weight = xlThin
            MsgBox "A1からB10までのセルの境界線を細くしました。"
        Case "中間"
            Range("A1:B10").Borders.Weight = xlMedium
            MsgBox "A1からB10までのセルの境界線を中間の太さにしました。"
        Case "太い"
            Range("A1:B10").Borders.Weight = xlThick
            MsgBox "A1からB10までのセルの境界線を太くしました。"
        Case Else
            MsgBox "無効な入力です。"
    End Select
End Sub
    

このサンプルコードを実行すると、ユーザーが入力した選択に応じてセルのWeightプロパティの値が設定されます。

まとめ

Excel VBAの Weight プロパティを利用することで、セルの境界線の太さを簡単に制御することができます。この機能を活用することで、データの表示を見やすくしたり、特定の情報を強調するために使用することができます。