TableStyleプロパティ解説(Excel VBA)

Excel VBAにおけるTableStyle プロパティの使用方法

Excel VBAの TableStyle プロパティは、テーブルのスタイルを設定・取得するためのプロパティです。このプロパティを使用することで、テーブルに様々なデザインを適用することができます。

使用方法

TableStyle プロパティは、文字列型の値を受け取ります。この文字列は、事前に定義されたテーブルスタイルの名前、またはカスタムスタイルの名前を指定します。

サンプルコード

以下はTableStyle プロパティを使用して、特定のテーブルのスタイルを”TableStyleMedium2″に変更するサンプルコードです。


Sub SetTableStyle()
    ActiveSheet.ListObjects("Table1").TableStyle = "TableStyleMedium2"
End Sub
    

上記のサンプルコードを実行すると、”Table1″という名前のテーブルのスタイルが”TableStyleMedium2″に変更されます。

動的な機能を持つサンプルコード

以下のサンプルコードは、ユーザーにテーブルスタイルの名前を入力してもらい、指定されたスタイルに変更するものです。


Sub ChangeTableStyleDynamically()
    Dim styleName As String
    styleName = InputBox("適用したいテーブルスタイルの名前を入力してください。")
    If styleName <> "" Then
        ActiveSheet.ListObjects("Table1").TableStyle = styleName
        MsgBox "テーブルのスタイルを" & styleName & "に変更しました。"
    Else
        MsgBox "スタイル名が入力されませんでした。"
    End If
End Sub
    

このサンプルコードを実行すると、入力ボックスが表示され、ユーザーがスタイル名を入力することができます。

まとめ

Excel VBAの TableStyle プロパティを使用することで、テーブルのデザインを簡単に変更することができます。このプロパティを活用することで、Excelのテーブルをより見やすく、プロフェッショナルに仕上げることができます。