LeftHeaderプロパティ解説(Excel VBA)

Excel VBAのLeftHeader プロパティについて

Excel VBAのLeftHeaderプロパティは、ページヘッダーの左側部分に表示されるテキストを設定または取得するためのプロパティです。このプロパティを利用することで、印刷するときにヘッダーに表示されるテキストを制御することができます。

1. 使用方法

LeftHeaderプロパティの基本的な使用方法は以下の通りです。


ActiveSheet.PageSetup.LeftHeader = "Your Text"

上記のコードは、アクティブシートのページヘッダーの左側に”Your Text”と表示します。

2. 引数・パラメータ

LeftHeaderプロパティには以下のパラメータを設定することができます。

  • String: ページヘッダーの左側に表示するテキストを指定します。文字列を直接指定するか、変数を使用して指定することができます。

3. LeftHeaderプロパティを使用したサンプルコード

3.1 ヘッダーの左側に特定のテキストを表示する


Sub SetLeftHeaderText()
    ActiveSheet.PageSetup.LeftHeader = "これはヘッダーテキストです"
End Sub

上記のサブプロシージャは、アクティブシートのページヘッダーの左側に”これはヘッダーテキストです”というテキストを表示します。

3.2 ヘッダーの左側のテキストを動的に変更する


Sub ChangeLeftHeaderText()
    Dim headerText As String
    headerText = InputBox("ヘッダーテキストを入力してください")
    ActiveSheet.PageSetup.LeftHeader = headerText
End Sub

上記のサブプロシージャは、ユーザーからの入力を受け取り、その入力をアクティブシートのページヘッダーの左側に表示します。

4. まとめ

LeftHeaderプロパティは、Excel VBAでページヘッダーの左側に表示されるテキストを制御するための便利なツールです。これにより、印刷するときのヘッダーの表示を細かく制御することが可能となります。