Glowプロパティ解説(Excel VBA)

Glow プロパティの詳細な解説

ShapeRangeオブジェクトのGlowプロパティは、特定の図形やテキストなどの視覚的なエフェクトを制御するために使用されます。このプロパティを使用して、特定のオブジェクトに光彩(glow)エフェクトを追加したり、既存のエフェクトを調節することが可能です。

サンプルコード

以下は、選択したShapeRangeオブジェクトにGlowエフェクトを追加する基本的なコード例です。

Sub AddGlowEffect()
    Dim sr As ShapeRange
    Set sr = ActiveSheet.Shapes.Range(Array("正方形/長方形 3"))
    
    With sr.Glow
        .Radius = 10
        .Color.RGB = RGB(255, 0, 0)
    End With
End Sub

このコードでは、”正方形/長方形 3″という名前の図形に対して光彩(glow)エフェクトを追加しています。Radiusプロパティで光彩の大きさを設定し(ここでは10ポイントに設定)、Colorプロパティで光彩の色を設定しています(ここではRGB値で赤色に設定)。

注意点

Glowプロパティは、ShapeRangeオブジェクトの一部の図形に対してのみ使用可能です。例えば、ワークシート全体やセル範囲などに対しては使用できません。また、Glowエフェクトは視覚的なエフェクトであり、データ分析などの機能には直接的な影響を与えません。