Excel VBAのDisplayVerticalScrollBarプロパティについて
Excelのワークシートには、ユーザーがワークシート全体を簡単にナビゲートできるようにするための垂直スクロールバーがあります。しかし、特定のシナリオでは、この垂直スクロールバーを表示または非表示にしたい場合があります。このようなときに役立つのが、DisplayVerticalScrollBarプロパティです。
DisplayVerticalScrollBarプロパティを使用すると、Excel VBAでウィンドウの垂直スクロールバーの表示または非表示を制御できます。このプロパティをFalseに設定すると、垂直スクロールバーは非表示になります。逆に、このプロパティをTrueに設定すると、垂直スクロールバーが表示されます。
基本的な使用法
以下に基本的な使用法を示します:
ActiveWindow.DisplayVerticalScrollBar = False
このコード行は、アクティブウィンドウの垂直スクロールバーを非表示にします。
サンプルコード1: 垂直スクロールバーを非表示にする
Sub HideVerticalScrollBar()
ActiveWindow.DisplayVerticalScrollBar = False
End Sub
このサンプルコードでは、DisplayVerticalScrollBarプロパティをFalseに設定することで、アクティブウィンドウの垂直スクロールバーを非表示にします。
サンプルコード2: 垂直スクロールバーを表示する
Sub ShowVerticalScrollBar()
ActiveWindow.DisplayVerticalScrollBar = True
End Sub
このサンプルコードでは、DisplayVerticalScrollBarプロパティをTrueに設定することで、アクティブウィンドウの垂直スクロールバーを表示します。
まとめ
この記事では、Excel VBAのDisplayVerticalScrollBarプロパティについて、その基本的な使い方と一般的な使用例を通じて解説しました。このプロパティは、Excelのワークシートナビゲーションに必要な垂直スクロールバーの表示または非表示を簡単に制御できる便利なツールです。