Captionプロパティ解説(Excel VBA)

Excel VBAのCaptionプロパティについて

Excel VBAでは、ユーザーフォームやコントロールのキャプション(表示名)を取得または設定するために、Captionプロパティを使用します。これは、ユーザーに表示されるテキストを制御するための重要なプロパティです。

基本的な使用方法

Captionプロパティは、コントロールまたはフォームのテキストを取得または設定します。以下に、ボタンのCaptionを設定する基本的な例を示します。


    Sub SetButtonCaption()
        ' ボタンのキャプションを設定します
        CommandButton1.Caption = "Click me!"
    End Sub
    

このコードは、指定されたコマンドボタンのキャプションを “Click me!”に設定します。

キャプションの動的な変更

Captionプロパティは動的に変更することができます。例えば、ユーザーがボタンをクリックするたびにキャプションが変わるようにすることができます。


    Private Sub CommandButton1_Click()
        ' ボタンがクリックされるたびに、キャプションを変更します
        If CommandButton1.Caption = "Click me!" Then
            CommandButton1.Caption = "Clicked!"
        Else
            CommandButton1.Caption = "Click me!"
        End If
    End Sub
    

このコードは、ボタンがクリックされるたびにキャプションが “Click me!”から “Clicked!”に、そして再び “Click me!”に変わるようにします。

以上が、Captionプロパティの基本的な使用方法となります。これを使うことで、VBAで制御する各種コントロールの表示名を自由に変更することができます。