ActiveWorkbookプロパティ解説(Excel VBA)

Excel VBAのActiveWorkbookプロパティについて

ActiveWorkbookプロパティはExcel VBAでよく使われるプロパティで、現在アクティブ(選択されている)ワークブックを参照します。ActiveWorkbookプロパティを使うと、そのワークブックに対して様々な操作を行うことができます。

ActiveWorkbookプロパティの使用方法

以下に、ActiveWorkbookプロパティを使用する簡単なサンプルコードを示します。

サンプルコード1: アクティブワークブックの保存


  Sub SaveActiveWorkbook()
      ' アクティブワークブックを保存
      ActiveWorkbook.Save
  End Sub
  

このサンプルコードでは、アクティブワークブックを保存しています。ActiveWorkbook.Saveメソッドを用いてワークブックを保存することができます。

サンプルコード2: アクティブワークブックの名前を取得


  Function GetActiveWorkbookName() As String
      ' アクティブワークブックの名前を取得
      GetActiveWorkbookName = ActiveWorkbook.Name
  End Function
  

このサンプルコードでは、アクティブワークブックの名前を取得しています。ActiveWorkbook.Nameプロパティを用いてワークブックの名前を取得することができます。この関数はワークブック名を返すので、別の部分でその結果を使用することができます。

注意点

ActiveWorkbookプロパティはユーザーが選択したワークブックに対して操作を行う際に非常に便利です。ただし、ユーザーがワークブックを選択しないと意味をなさないため、スクリプトが自動的に実行されるような場合には注意が必要です。そのような場合、特定のワークブックを直接指定することが一般的です。