Excel VBAのActiveSheetプロパティについて
ActiveSheetプロパティはExcel VBAでよく使われるプロパティで、現在アクティブ(選択されている)ワークシートを参照します。ActiveSheetプロパティを使うと、そのワークシートに対して様々な操作を行うことができます。
ActiveSheetプロパティの使用方法
以下に、ActiveSheetプロパティを使用する簡単なサンプルコードを示します。
サンプルコード1: アクティブシートの名前の変更
Sub ChangeActiveSheetName()
' アクティブシートの名前を"MySheet"に変更
ActiveSheet.Name = "MySheet"
End Sub
このサンプルコードでは、アクティブシートの名前を”MySheet”に変更しています。ActiveSheet.Nameプロパティを用いてワークシート名を変更することができます。
サンプルコード2: アクティブシートの全セルのクリア
Sub ClearActiveSheet()
' アクティブシートの全セルの内容をクリア
ActiveSheet.Cells.Clear
End Sub
このサンプルコードでは、アクティブシートの全セルの内容をクリア(削除)しています。ActiveSheet.Cells.Clearメソッドを用いてワークシートの全セルの内容をクリアすることができます。
注意点
ActiveSheetプロパティはユーザーが選択したシートに対して操作を行う際に非常に便利です。ただし、ユーザーがシートを選択しないと意味をなさないため、スクリプトが自動的に実行されるような場合には注意が必要です。そのような場合、特定のワークシートを直接指定することが一般的です。