ActiveCellプロパティ解説(Excel VBA)

Excel VBAのActiveCellプロパティについて

ActiveCellプロパティはExcel VBAでよく使われるプロパティで、現在アクティブ(選択されている)セルを参照します。ActiveCellプロパティを使うと、そのセルの値を読み取ったり、変更したりすることができます。

ActiveCellプロパティの使用方法

以下に、ActiveCellプロパティを使用する簡単なサンプルコードを示します。


  Sub TestActiveCell()

      ' アクティブセルの値を表示
      MsgBox ActiveCell.Value

      ' アクティブセルの値を変更
      ActiveCell.Value = "こんにちは"

  End Sub
  

このサンプルコードでは、まずアクティブセルの値をメッセージボックスで表示しています。その後、同じアクティブセルの値を “こんにちは” に変更しています。

注意点

ActiveCellプロパティはユーザーが選択したセルに対して操作を行う際に非常に便利です。ただし、ユーザーがセルを選択しないと意味をなさないため、スクリプトが自動的に実行されるような場合には注意が必要です。そのような場合、特定のセルや範囲を直接指定することが一般的です。