GetFolderメソッド解説(Excel VBA)

Excel VBAのGetFolderメソッドについて

Excel VBAを使ってフォルダを操作する際には、GetFolderメソッドが非常に便利です。この記事ではGetFolderメソッドの基本的な使い方とサンプルコードを提供します。

GetFolderメソッドとは

GetFolderメソッドは、Scripting.FileSystemObjectオブジェクトのメソッドで、指定されたパスにあるフォルダを表すFolderオブジェクトを返します。このFolderオブジェクトを使用して、フォルダに対する各種操作を行うことが可能になります。

GetFolderメソッドの基本的な使用方法は次の通りです。


    Set folder = FileSystemObject.GetFolder(folderpath)
    

ここで、folderpathは取得したいフォルダのフルパスを文字列で指定します。

GetFolderメソッドのサンプルコード

以下に、GetFolderメソッドを使用して特定のフォルダの情報を表示するVBAのサンプルコードを示します。


    Sub ShowFolderInfo()
        Dim fso As Object
        Dim folder As Object

        ' FileSystemObjectの作成
        Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")

        ' GetFolderメソッドでフォルダを取得
        Set folder = fso.GetFolder("C:\temp")

        ' フォルダ情報の表示
        MsgBox "Name: " & folder.Name & vbCrLf & _
               "DateCreated: " & folder.DateCreated & vbCrLf & _
               "DateLastModified: " & folder.DateLastModified
    End Sub
    

このサンプルコードでは、まずFileSystemObjectオブジェクトを作成します。その後、GetFolderメソッドを使って指定のフォルダを取得します。最後に、取得したフォルダの名前、作成日、最終更新日をメッセージボックスで表示しています。

このように、GetFolderメソッドはフォルダに対する各種操作を行う際に便利なツールであり、VBAでのファイルシステム操作を助けます。