AddTop10メソッド解説(Excel VBA)

Excel VBA: AddTop10メソッドの使用例と解説

AddTop10メソッドはExcel VBAで、範囲に「トップ10項目」または「ボトム10項目」の条件付き書式を追加するために使用します。この記事では、その基本的な使用方法と具体的なサンプルコードについて解説します。

基本的な使用方法

AddTop10メソッドは以下の構文で使用します:


    expression.AddTop10
    

ここで、expressionはFormatConditionsオブジェクトを表します。

サンプルコード

以下に、AddTop10メソッドを使用して「トップ10項目」の条件付き書式を追加するサンプルコードを示します。


    Sub AddTop10Example()
        '範囲を定義
        Dim rng As Range
        Set rng = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1").Range("A1:A10")
        
        '条件付き書式の追加
        With rng.FormatConditions.AddTop10
            .TopBottom = xlTop10Top
            .Rank = 3
            .Percent = False
            .Interior.Color = RGB(255, 0, 0)
        End With
    End Sub
    

このサンプルコードでは、「Sheet1」の範囲A1:A10に対して「トップ10項目」の条件付き書式を追加しています。具体的には、上位3項目を赤色で強調表示します。

注意点

AddTop10メソッドで追加された条件付き書式は、その後のコードで引き続き操作することが可能です。例えば、上記の例では、条件付き書式の色を変更しています。