AddTextboxメソッド解説(Excel VBA)

Excel VBA: AddTextboxメソッドの使用例と解説

Excel VBAのAddTextboxメソッドは、ワークシートにテキストボックスを追加するためのメソッドです。この記事では、その基本的な使用方法と具体的なサンプルコードについて解説します。

基本的な使用方法

AddTextboxメソッドはShapesオブジェクトに所属しており、以下のような形で使用します。


    Shapes.AddTextbox(MsoTextOrientation, Left, Top, Width, Height)
    

ここで、MsoTextOrientationはテキストボックス内のテキストの向き、LeftとTopはテキストボックスの左上角の位置、WidthとHeightはテキストボックスの幅と高さを指定します。

サンプルコード

以下に、AddTextboxメソッドを使用してテキストボックスを追加するサンプルコードを示します。


    Sub AddTextBoxExample()
        ' テキストボックスの追加
        Dim myTextBox As Shape
        Set myTextBox = ActiveSheet.Shapes.AddTextbox(msoTextOrientationHorizontal, 100, 100, 200, 50)
        
        ' テキストボックスにテキストを設定
        myTextBox.TextFrame.Characters.Text = "Hello, Excel!"
    End Sub
    

このサンプルコードでは、まずmsoTextOrientationHorizontalを指定してテキストの向きを水平にし、左上角を(100, 100)の位置に、幅200、高さ50のテキストボックスを作成します。次に、テキストボックスに”Hello, Excel!”というテキストを設定します。

注意点

AddTextboxメソッドで作成されたテキストボックスは、Shapesコレクションに追加されます。したがって、テキストボックスを操作するには、Shapesコレクションを通じてアクセスする必要があります。