AddLineメソッド解説(Excel VBA)

VBAのAddLineメソッドについて

AddLineメソッドは、Excel VBAでシート上に直線形状を描画する際に使用されるメソッドです。線の始点と終点を指定することで、任意の位置に直線を描くことができます。

基本的な使用方法

基本的な使用方法は以下のとおりです。
ActiveSheet.Shapes.AddLine(BeginX, BeginY, EndX, EndY)
このコードは、ActiveSheet上に指定した始点(BeginX, BeginY)から終点(EndX, EndY)までの直線を描きます。ここで、始点と終点の座標はピクセル単位で指定します。

AddLineメソッドの使用例


Sub AddLineExample()
    ' 直線を描く
    ActiveSheet.Shapes.AddLine(10, 10, 200, 200).Select
End Sub

このサンプルコードでは、ActiveSheet上に始点(10, 10)から終点(200, 200)までの直線を描きます。

詳細な説明

AddLineメソッドは、シート上に直線を描くためのメソッドです。このメソッドを使うことで、Excelシート上に線形状を簡単に追加することができます。

このメソッドは、グラフィカルな表示が必要な場合や、特定の位置を視覚的に強調するために使用できます。たとえば、グラフの特定の部分を強調したり、二つのポイント間の距離を直感的に示したりする場合などに有用です。

ただし、AddLineメソッドを使用する前に、ActiveSheetが存在し、正しく選択されていることを確認する必要があります。ActiveSheetが存在しない場合や、正しく選択されていない場合にはエラーが発生します。