UBound関数 解説(Excel VBA)

Excel VBAのUBound関数について

Excel VBAのUBound関数は、配列の最大の添え字(つまり、配列の大きさ)を返す関数です。この関数は、配列の要素数を取得する場合に特に役立ちます。

UBound関数の構文

UBound関数の基本的な構文は次のとおりです:

UBound(arrayname, dimension)

各パラメータの詳細:

  • arrayname: 最大の添え字を取得する配列の名前。
  • dimension: (オプション) 添え字を取得する次元。省略した場合は、1がデフォルトとなります。これは1次元配列に対応します。

UBound関数の使用例

以下にUBound関数の基本的な使用例を示します。

Sub UBoundExample()
    Dim arrayData() As Variant
    Dim arraySize As Integer
    
    ' 配列にデータを設定
    arrayData = Array("Apple", "Banana", "Cherry", "Date", "Elderberry")
    
    ' 配列の大きさを取得
    arraySize = UBound(arrayData) - LBound(arrayData) + 1
    
    MsgBox "配列の大きさは " & arraySize & " です。"
End Sub

このサンプルコードでは、UBound関数とLBound関数を組み合わせて配列の要素数を取得し、その結果をメッセージボックスで表示します。

このように、VBAのUBound関数は、配列のサイズを動的に判断する際に非常に有用なツールです。