TypeName関数 解説(Excel VBA)

Excel VBAのTypeName関数について

Excel VBAのTypeName関数は、指定された変数や式のデータ型を文字列として返す関数です。これは、プログラムが動的に変化する値のタイプを判断する必要がある場合に特に役立ちます。

TypeName関数の構文

TypeName関数の基本的な構文は次のとおりです:

TypeName(varname)

各パラメータの詳細:

  • varname: データ型を判断する対象の変数または式。

TypeName関数の使用例

以下にTypeName関数の基本的な使用例を示します。

Sub TypeNameExample()
    Dim var As Variant
    Dim typeName As String
    
    ' さまざまなデータ型の変数
    var = "こんにちは、世界!"
    typeName = TypeName(var)
    MsgBox "文字列の型名は '" & typeName & "' です。"
    
    var = 12345
    typeName = TypeName(var)
    MsgBox "数値の型名は '" & typeName & "' です。"
    
    var = #12/31/2023#
    typeName = TypeName(var)
    MsgBox "日付の型名は '" & typeName & "' です。"
End Sub

このサンプルコードでは、TypeName関数を使用して文字列、数値、日付のそれぞれのデータ型を確認し、その結果をメッセージボックスで表示します。

このように、VBAのTypeName関数は、動的な値の型を判断する際に非常に有用なツールです。