Excel VBAのSin関数について
Excel VBAのSin関数は、指定した角度の正弦 (sine) を返す関数です。角度はラジアンで指定します。
Sin関数の構文
Sin関数の基本的な構文は次のとおりです:
Sin(number)
引数の詳細は以下の通りです:
- number: 必須のパラメータ。正弦を計算する角度をラジアンで指定します。
Sin関数の使用例
以下にSin関数の基本的な使用例を示します。
Sub SinExample() Dim angle As Double angle = 1 ' ラジアンでの角度 Dim result As Double result = Sin(angle) MsgBox "角度 " & angle & " の正弦は " & result & " です。" End Sub
このサブルーチンを実行すると、角度1ラジアンの正弦の値を計算し、その結果をメッセージボックスに表示します。
また、度数法で角度を指定したい場合は、次のように度をラジアンに変換します。
Sub SinExample() Dim degree As Double degree = 30 ' 30度 ' 度をラジアンに変換 Dim angle As Double angle = degree * Application.WorksheetFunction.Pi() / 180 Dim result As Double result = Sin(angle) MsgBox degree & " 度の正弦は " & result & " です。" End Sub
このサブルーチンでは、30度の正弦の値を計算し、その結果をメッセージボックスに表示します。