Excel VBAのMonthName関数について
Excel VBAのMonthName関数は、指定した月の名称を返す関数です。この関数は、月の数値からその月の名称を得るために広く使用されます。
MonthName関数の構文
MonthName関数の基本的な構文は以下の通りです:
MonthName(Month, [Abbreviate])
ここでのパラメータの詳細は以下の通りです:
- Month: 名称を取得したい月の数値(1~12)。
- Abbreviate [オプション]: 真偽値を指定して、省略形(3文字)を返すかフルネームを返すかを指定します。省略形にする場合はTrue、フルネームにする場合はFalseを指定します。デフォルトではFalseです。
MonthName関数の使用例
以下にMonthName関数の基本的な使用例を示します。
Sub MonthNameExample() Dim ResultMonthName As String Dim ResultMonthNameShort As String ' 月の名称を取得 ResultMonthName = MonthName(7) ResultMonthNameShort = MonthName(7, True) MsgBox "指定した月の名称は: " & ResultMonthName MsgBox "指定した月の短縮名称は: " & ResultMonthNameShort End Sub
このサブルーチンでは、まずMonthName関数を使用して7月の名称を取得し、結果をメッセージボックスで表示します。次に、Abbreviate引数にTrueを指定して短縮形の月名を取得し、結果を表示します。
MonthName関数は、特に月の数値からその月の名称を取得する操作に役立ちます。