Excel VBAのLOF関数について
Excel VBAのLOF関数は、Openステートメントで開かれたファイルの長さ(バイト数)を返す関数です。これにより、プログラムが操作するファイルのサイズを知ることが可能になります。
LOF関数の構文
LOF関数の基本的な構文は以下の通りです:
LOF(filenumber)
ここでのパラメータの詳細は以下の通りです:
- filenumber: Open文でオープンされたファイルを指定するためのファイル番号です。この番号はOpen文でオープンする際に指定したものでなければなりません。
LOF関数の使用例
以下にLOF関数の基本的な使用例を示します。この例では、指定したテキストファイルのサイズ(バイト数)を表示します。
Sub LOFExample() Dim MyFile As String Dim FileNumber As Integer MyFile = "C:\test.txt" FileNumber = FreeFile() Open MyFile For Input As FileNumber MsgBox "ファイルの長さ: " & LOF(FileNumber) & " バイト" Close FileNumber End Sub
このサブルーチンでは、まず指定したテキストファイルを開きます。次に、LOF関数を使用してファイルの長さ(バイト数)を取得し、その値を表示します。最後に、ファイルを閉じます。
このように、LOF関数はファイルのサイズを取得するための便利な関数です。大きなファイルを取り扱う際や、ファイルサイズに基づいて特定の操作を行いたい場合に使用できます。