LenB関数 解説(Excel VBA)

Excel VBAのLenB関数について

Excel VBAのLenB関数は、指定した文字列のバイト数を返す関数です。この関数は主に、日本語などのマルチバイト文字を含む文字列の長さを取得する際に使用されます。

LenB関数の構文

LenB関数の基本的な構文は以下の通りです:

LenB(文字列)

ここでのパラメータの詳細は以下の通りです:

  • 文字列: バイト数を取得したい文字列を指定します。

LenB関数の使用例

以下にLenB関数の基本的な使用例を示します。この例では、文字列のバイト数を取得します。

Sub LenBExample()
    Dim str As String
    Dim strLength As Integer

    str = "こんにちは、世界!"
    strLength = LenB(str)

    MsgBox "元の文字列: " & str & vbCrLf & "バイト数: " & strLength, vbInformation, "結果"
End Sub

このサブルーチンでは、まず元の文字列を宣言します。次に、LenB関数を使用して文字列のバイト数を取得し、元の文字列とそのバイト数をメッセージボックスで表示します。

このように、LenB関数はマルチバイト文字を含む文字列のバイト数を取得するための便利な関数です。