Join関数 解説(Excel VBA)

Excel VBAのJoin関数について

Excel VBAのJoin関数は、配列の要素を指定した区切り文字で連結し、結果として一つの文字列を生成します。この関数は、配列の要素を一つの文字列に結合する際に非常に有用です。

Join関数の構文

Join関数の基本的な構文は以下の通りです:

Join(SourceArray, [Delimiter])

ここでのパラメータの詳細は以下の通りです:

  • SourceArray: 連結する要素を持つ一次元配列を指定します。
  • Delimiter: オプションの引数で、配列の要素を連結する際の区切り文字を指定します。指定しない場合はスペースが使用されます。

Join関数の使用例

以下にJoin関数の基本的な使用例を示します。この例では、文字列の配列を連結し、一つの文字列を生成します。

Sub JoinExample()
    Dim arr() As String
    Dim result As String

    arr = Split("これは テスト 文字列 です", " ")

    result = Join(arr, ", ")

    MsgBox result, vbInformation, "結果"
End Sub

このサブルーチンでは、まずSplit関数を使用してスペースで区切られた文字列を配列に変換します。次にJoin関数を使用して、配列の要素をカンマとスペースで連結します。最後に、結果となる文字列をメッセージボックスで表示します。

このように、Join関数は配列の要素を一つの文字列に連結するための便利な関数です。