Excel VBAのIsNumeric関数について
Excel VBAのIsNumeric関数は、指定した表現が数値であるかどうかを判断する関数です。この関数は、入力データの型をチェックしたり、特定の処理を数値データに限定したりする際に有用です。
IsNumeric関数の構文
IsNumeric関数の基本的な構文は以下の通りです:
IsNumeric(expression)
ここでのパラメータの詳細は以下の通りです:
- expression: 数値であるかどうかを確認したい式を指定します。
IsNumeric関数の使用例
以下にIsNumeric関数の基本的な使用例を示します。この例では、ユーザー入力が数値であるかどうかを判断します。
Sub IsNumericExample() Dim userInput As Variant userInput = InputBox("何か入力してください:", "入力") If IsNumeric(userInput) Then MsgBox "あなたの入力は数値です。", vbInformation, "結果" Else MsgBox "あなたの入力は数値ではありません。", vbInformation, "結果" End If End Sub
このサブルーチンでは、まずInputBox関数を使用してユーザーからの入力を取得します。次にIsNumeric関数を使用して、取得した入力が数値であるかどうかを判断します。入力が数値である場合は、”あなたの入力は数値です。”というメッセージが表示されます。入力が数値でない場合は、”あなたの入力は数値ではありません。”というメッセージが表示されます。
このように、IsNumeric関数は入力や表現が数値であるかどうかを判断する際に非常に便利です。