Excel VBAのIsError関数について
Excel VBAのIsError関数は、指定した表現がエラーを表しているかどうかを判断する関数です。この関数はエラーが発生している場合はTrueを、そうでない場合はFalseを返します。
IsError関数の構文
IsError関数の基本的な構文は以下の通りです:
IsError(expression)
ここでのパラメータの詳細は以下の通りです:
- expression: エラーを表しているかどうかを判断するための表現。
IsError関数の使用例
以下にIsError関数の基本的な使用例を示します。このコードは、特定の操作がエラーを引き起こすかどうかを判断します。
Sub CheckIsError() Dim value As Variant ' 不適切な除算を試みる value = 0 / 0 ' IsError関数を使用してエラーが発生したかどうかを確認 If IsError(value) Then MsgBox "エラーが発生しました。", vbInformation, "結果" Else MsgBox "エラーは発生していません。", vbInformation, "結果" End If End Sub
このコードでは、まず不適切な除算(0/0)を試み、その結果を変数valueに代入します。次にIsError関数を使用して、valueがエラーを表しているかどうかを判断します。
このように、IsError関数は特定の操作がエラーを引き起こすかどうかのチェックなどに非常に便利です。