Int関数 解説(Excel VBA)

Excel VBAのInt関数について

Excel VBAのInt関数は、指定した数値の小数部分を切り捨て、最も近い小さな整数を返す関数です。

Int関数の構文

Int関数の基本的な構文は以下の通りです:

Int(number)

各パラメータの詳細は以下の通りです:

  • number: 小数部分を切り捨てる数値を指定します。

Int関数の使用例

以下にInt関数の基本的な使用例を示します。このコードは指定した数値の小数部分を切り捨て、整数部分を表示します。

Sub IntegerPart()
    Dim Num As Double
    Dim IntPart As Integer
    
    Num = 7.8
    
    IntPart = Int(Num)
    
    MsgBox "数値 " & Num & " の整数部分は " & IntPart & " です。", vbInformation, "結果"
End Sub

このコードでは、最初にNumに7.8という数値を設定します。次にInt関数を使ってNumの整数部分を取得し、その値をIntPartに代入します。最後に、メッセージボックスを使用して結果を表示します。

このように、Int関数は数値の小数部分を切り捨て、整数部分を取得する場合に便利です。