Excel VBAのIIf関数の詳細解説
IIf関数は、VBAで条件分岐を行うための関数です。引数として指定した条件が真(True)ならば1つ目の値を、偽(False)ならば2つ目の値を返します。
引数の詳細
- Expression: 条件を表す式です。この式が真(True)であればTruePartが、偽(False)であればFalsePartが返されます。
- TruePart: Expressionが真(True)である場合に返される値です。
- FalsePart: Expressionが偽(False)である場合に返される値です。
サンプルコード
以下の例では、IIf関数を使用して条件に基づく文字列を返します。
Sub IIfExample() ' 条件を設定 Dim condition As Boolean condition = 5 > 3 ' IIf関数で条件に基づく文字列を取得 Dim result As String result = IIf(condition, "条件は真です", "条件は偽です") ' 結果をメッセージボックスに表示 MsgBox result End Sub
このコードを実行すると、条件式「5 > 3」が真であるため、IIf関数は「条件は真です」を返し、その結果がメッセージボックスに表示されます。このようにIIf関数を使用することで、任意の条件に基づいて異なる値を返すコードを作成することができます。