Excel VBAのFormatDateTime関数の詳細解説
FormatDateTime関数は、VBAで日付や時刻の値を指定された形式に変換するために使用されます。この関数を使用すると、日付や時刻の表示形式を柔軟にカスタマイズすることが可能になります。
引数の詳細
- Date: 必須。フォーマットしたい日付や時刻を指定します。
- NamedFormat: オプション。日付と時刻の表示形式を指定します。以下の値を指定することができます:
- vbGeneralDate: 日付と時刻を表示します。
- vbLongDate: 長い日付形式を表示します。
- vbShortDate: 短い日付形式を表示します。
- vbLongTime: 長い時間形式を表示します。
- vbShortTime: 短い時間形式を表示します。
サンプルコード
以下の例では、現在の日付と時刻を取得し、それを様々な形式で表示します。
Sub FormatDateTimeExample() Dim currentDateTime As Date Dim result As String ' 現在の日付と時刻を取得 currentDateTime = Now ' FormatDateTime関数を使用して日付と時刻をフォーマット result = FormatDateTime(currentDateTime, vbGeneralDate) ' 結果を表示 MsgBox "一般形式の日付と時刻: " & result result = FormatDateTime(currentDateTime, vbLongDate) MsgBox "長い日付形式: " & result result = FormatDateTime(currentDateTime, vbShortDate) MsgBox "短い日付形式: " & result result = FormatDateTime(currentDateTime, vbLongTime) MsgBox "長い時間形式: " & result result = FormatDateTime(currentDateTime, vbShortTime) MsgBox "短い時間形式: " & result End Sub
このコードを実行すると、一連のメッセージボックスが表示され、現在の日付と時刻が様々な形式で表示されます。FormatDateTime関数を使用することで、日付と時刻の表示形式を簡単にカスタマイズすることができます。