Excel VBA: Fix関数の解説と使用例
Fix関数は、Excel VBAにおいて、与えられた数値引数の整数部分を返す組み込み関数です。この関数は、数値を小数部分なしの整数に変換する際に利用します。
構文
Fix関数の構文は以下の通りです:
Fix(number)
- number: 整数部分を取り出す対象となる数値を指定します。
使用例
以下のサンプルコードは、特定の数値の整数部分を取り出す例です。
Sub UseFixFunction() Dim myNumber As Double Dim result As Integer ' 数値を指定 myNumber = 123.456 ' Fix関数を使用して整数部分を取り出す result = Fix(myNumber) ' 結果を表示 MsgBox "整数部分: " & result End Sub
このコードを実行すると、メッセージボックスが表示され、「整数部分: 123」と表示されます。このようにFix関数を用いることで、数値の整数部分を取り出すことができます。