Error関数 解説(Excel VBA)

Excel VBAのError関数の使い方

Error関数は、VBAで使用可能な組み込み関数で、引数として与えられたエラー番号に対応するエラーメッセージを返します。

Error関数の基本的な構文

Error(Number As Long) As String

パラメータ

  • Number: 返されるエラーメッセージに対応するエラー番号を指定します。

サンプルコード

以下に、簡単なSubプロシージャの形式でError関数の使用例を示します。

Sub ShowErrorMessage()
    ' エラーメッセージを取得
    Dim ErrorMessage As String
    ErrorMessage = Error(13)

    ' 結果を表示
    MsgBox "エラーメッセージは以下のとおりです:" & ErrorMessage, vbInformation
End Sub

このサンプルコードでは、まずエラー番号13に対応するエラーメッセージをError関数に引数として与えて取得します。その後、メッセージボックスを使用して取得したエラーメッセージを表示します。

Error関数は、エラー処理の一環として、エラー番号からエラーメッセージを取得するために非常に便利な関数です。ただし、エラー番号が正しい範囲内にない場合、この関数はランタイムエラーを発生させます。