Excel VBA: DateAdd関数の解説と使用例
DateAdd関数は、指定した期間を特定の日付に加えるためのExcel VBAの関数です。この関数は日、月、年などの単位で日付を操作することができます。
構文
DateAdd関数の構文は以下の通りです:
DateAdd(interval, number, date)
- interval: 加算する期間の単位を指定します。「yyyy」(年)、「q」(四半期)、「m」(月)、「y」(年内の日付)、「d」(日)、「w」(週)、「ww」(週数)、「h」(時間)、「n」(分)、「s」(秒)のいずれかの値を取ることができます。
- number: 加算する期間の長さを指定します。これは負の値も取ることができ、その場合は指定した日付から期間を減算します。
- date: 期間を加算する元の日付を指定します。これは日付リテラル、日付を含むセルへの参照、または日付を返す関数など、日付を表す任意の式を使用できます。
使用例
次のVBAのサブプロシージャは、現在の日付から指定した期間後の日付を計算し、それをメッセージボックスに表示します。
Sub ShowFutureDate() Dim interval As String Dim number As Integer Dim futureDate As Date interval = "d" ' 日単位での操作を指定 number = 7 ' 7日後の日付を計算する ' DateAdd関数を使用して現在の日付から7日後の日付を計算 futureDate = DateAdd(interval, number, Date) ' 計算した未来の日付を表示 MsgBox "現在の日付から" & number & "日後の日付は" & futureDate & "です。", vbInformation End Sub
このサブプロシージャは、interval変数に「d」をセットして日単位での操作を指定し、number変数に7をセットして7日後の日付を計算します。そして、DateAdd関数を使って現在の日付(Date関数で取得)から7日後の日付を計算し、その結果をメッセージボックスに表示します。