Excel VBAのCDBL関数の使い方
Excel VBAのCDBL関数は、指定された値をDoubleデータ型に変換する関数です。Doubleデータ型は、-1.7976931348623158E308から1.7976931348623158E308までの範囲の浮動小数点数を格納することができます。
CDBL関数の基本的な構文
CDBL(Expression)
パラメータ
- Expression: Double値に変換したい数値を指定します。
サンプルコード
以下に簡単なSubプロシージャの形式でCDBL関数の使い方を示します。
Sub ExampleCDBL()
Dim var As Variant
Dim dblVal As Double
var = 123456.789123456789
' 数値をDoubleに変換
dblVal = CDBL(var)
' 結果を表示
MsgBox "Double値: " & dblVal
End Sub
このサンプルコードでは、変数varに格納された数値123456.789123456789をDouble値に変換します。Doubleデータ型は15桁の数値を精度良く保持しますので、結果は123456.789123456789になります。その結果をメッセージボックスで表示します。
CDBL関数は、特定の範囲の浮動小数点数値のみを取り扱う場合や、科学技術計算を行う場合に有用です。適切に使用することで、コードの効率とパフォーマンスを向上させることが可能です。
