Excel VBAのCByte関数の使い方
Excel VBAのCByte関数は、指定された値をByteデータ型に変換する関数です。Byteデータ型は0から255までの範囲の整数を格納することができます。
CByte関数の基本的な構文
CByte(Expression)
パラメータ
- Expression: Byte値に変換したい数値を指定します。
サンプルコード
以下に簡単なSubプロシージャの形式でCByte関数の使い方を示します。
Sub ExampleCByte() Dim var As Variant Dim byteVal As Byte var = 100.75 ' 数値をByteに変換 byteVal = CByte(var) ' 結果を表示 MsgBox "Byte値: " & byteVal End Sub
このサンプルコードでは、変数varに格納された数値100.75をByte値に変換します。CByte関数は、小数部を四捨五入しますので、結果は101になります。その結果をメッセージボックスで表示します。
CByte関数は、特定の範囲の整数値のみを取り扱う場合や、メモリ使用量を最小化したい場合に有用です。適切に使用することで、コードの効率とパフォーマンスを向上させることが可能です。