第7章では、ExcelのIF関数の基本的な使い方を学びます。
IF関数は、指定した条件に基づいて異なる結果を返すため、データの条件別処理に非常に有用です。この章では、IF関数の構造と基本的な使用方法を詳細に解説し、条件が真の場合と偽の場合にどのように処理を行うかを理解します。また、セルや数式を用いた条件処理や、空白セルの検出方法など、さまざまな応用場面での使用例を学びます。
さらに、文字データを条件として評価する方法も扱い、数値以外のデータに対しても柔軟に対応するスキルを身につけます。これにより、日々の業務におけるデータ管理や分析の効率が向上し、複雑な判断をExcelで簡潔に表現できるようになります。
この章を通じて、IF関数を用いた基本的なデータ処理能力を習得し、データの条件付き管理を効果的に行う力を養います。
07章01節…IF関数の準備と構想-(Excel-レベル3)
以下のような表を作成しましょう。 これから[評価1]欄に、[ポイント1]が600より大きい場合に「AAA」と表示させます。それ以外の場合(600以下)には「A」と表示させる予...
続きを読む07章02節…IF関数とは(概要・いふ)-(Excel-レベル3)
「ポイントが600より大きければ『AAA』を表示、そうでなければ『A』を表示」のような場合分けをする際には「IF」関数を使います。 IF関数を使用すれば「○○の時には▲▲を表...
続きを読む07章03節…IF関数の効果-(Excel-レベル3)
(01) C列(ポイント1)の値が600より大きい場合のみ「AAA」とF列に表示させます。論理式だけでは「TRUE」と表示されてしまいますが、IF関数を用いれば論理式の結果を「TR...
続きを読む07章04節…真の場合・偽の場合へのセルの指定と空白の指定-(Excel-レベル3)
(01) ポイント1が700より大きい場合のみ[ポイント2]の値がG列に表示されるようにします。「○○の場合に▲▲、そうでなければ××」というケースではIF関数を使います。 G3...
続きを読む07章05節…真の場合・偽の場合へ数式の指定-(Excel-レベル3)
(01) H列には、ポイント1が700より大きい場合のみ[ポイント2の20%]の値が表示されるようにします。700以下なら「0」を表示させます。H3をアクティブにして「IF」関数の...
続きを読む07章06節…文字データの評価-(Excel-レベル3)
(01) E列が「い」のレコードのみ「◎」、それ以外は「×」をI列に表示させます。 I3をアクティブにしてIF関数の作成を開始してください。 (02) 「E列が『い』である...
続きを読む07章07節…空白の検索-(Excel-レベル3)
(01) E列が空欄の場合には「未記入」とJ列に表示させるようにします。何か入っていた場合には「入力済み」とします。J3をアクティブにしてIF関数の作成を開始してください。 ...
続きを読む07章08節…IF関数の基本:まとめ-(Excel-レベル3)
「IF」関数を用いると、[論理式]の解を別の値に指定できます。 [値が真の場合]は「TRUE」の代わりに表示させる値を指定するための引数です。 [値が偽の場合]...
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