06章01節…論理式とは・TRUEとFALSE/仮説の検証・判断-(Excel-レベル3)

次のような表を作成しておきましょう。

[論理式]とはユーザー(あなた)が設定した条件・仮説が正しいかどうかを検証・判断させる式です。仮説が正しければ「TRUE」という結果が表示されます。誤りであれば「FALSE」と表示されます。具体的なイメージは以下のようになります。

吉田さんの[年齢]は18歳未満だ……×⇒FALSE(誤り・19歳です)
中井さんの[好物]は魚だ……〇⇒TRUE(正しい・魚です)

ただし論理式は日本語で設定するわけではありません。「C4<18」「D6=”魚”」のように[セル参照][等号・不等号][文字・数値]で設定します。論理式は「左辺」と「右辺」で構成します。それぞれに[セル参照][文字・数値]を設定して両方を[等号・不等号]で結ぶのです。なお「文字」は二重引用符・ダブルクウォテーションマーク(“)で囲みます。{Shift}キーを押しながらテンキーでない「2」キーを打てばこの記号が入力されます。

C4<18……FALSE……C4は18未満である→× (C4は吉田さんの[年齢]の入力欄)
D6="魚"……TRUE……D6は魚と入力されている→○ (D6は中井さんの[好物]の入力欄)