(01) それではD4の計算式に適切な絶対参照の設定をします。まず「C4・弁当単価」について考察します。この計算式を右にコピーした場合にも[弁当単価]にはC列の値を使わせたいのです。したがって「Cの前」に「$」を設定します。「$C4」とするのです。
(02) 続けて「D3・販売個数」について考えます。これを下にコピーした場合にも[販売個数]には3行目の値を使わせたいのです。したがって「3の前」に「$」を設定します。
「D$3」とするのです。設定後は確定します。
(03) 「=$C4*D$3」の式ができました。右や下へコピーした場合にも
「[弁当単価]には【C列】の値を使う」「[販売個数]には【3行目】の値を使う」という設定になっています。オートフィルを使ってもこの計算式をコピーできますが他の方法もあります。次にその操作手順を学習します。
(04) まず左上の計算セルから最後のセルまでを範囲選択してください。
(05) この状態で{Ctrl}キーを押しながら{R}キーを押してください。
すると左の計算式がまず右(Right)にコピーされます。
(06) 続けて{Ctrl}キーを押しながら{D}キーを押してください。
上の計算式が下(Down)にコピーされます。
(07) セルH7の数式をチェックしてください。「【C列】の[弁当単価]」と「【3行目】の[販売個数]」が正しく掛けられていることがわかります。