第01章:行方向の絶対参照(下へ)：列方向への絶対参照(右へ)-(Excel-レベル3)

第1章では、Excelにおける絶対参照と相対参照の使い分けについて学びます。

この章では、絶対参照を使わないと数式をコピーする際にどのようなエラーが起こるかを具体例を通じて理解し、行や列の固定方法を学びます。「$H$2」のようにセルの位置を完全に固定する絶対参照だけでなく、「H$2」や「$H2」のように部分的に固定する方法も扱います。

さらに、コピー方向による参照セルの変化を制御するための適切な絶対参照の設定方法を詳しく解説します。これにより、計算式の正確なコピーが可能となり、大量のデータを扱う際の作業効率を大幅に向上させることができます。また、練習問題を通じて知識を定着させ、実践的に活用する力を養います。

この章を通じて、Excelでの効率的な計算管理の基礎をしっかりと習得できます。

(01) 「Sheet1」に以下のような計算表を作成してください。 (Sheet1) (02) 「Sheet2」に以下のような計算表を作成してください。 (Sheet2) ...

(01) D3の計算式を下へコピーします。コピー先でも常にセルH2を使い続けるようにするには「$H$2」と絶対参照の設定を付与します。セルD3をアクティブにして数式バー内の「H2」...

(01) [回線代金]の欄では[基本料]である「H2」を常に参照セルとするつもりでした。しかしそのまま下にコピーすると、それぞれの参照セルが「H3」「H4」「H5」「H6」「H7」...

(01) 「Sheet2」の4行目にある[売上金額]欄には「来客数×入場料」を算出させます。C4に「=C3＊J3」を作成してください。「60×250」の結果として「15000」が表...

(01) 今回は作成した式を右へコピーしました。そうすれば数式内のすべての参照セルも右方向(列方向)へ変化します。しかし[入場料]である「J3」に関しては「J3」「K3」「L3」「...

あなたが計算式を下方向(行方向)にコピーするのであれば通常は参照セルも下へ移動します。 [下方向]への計算式のコピーと同時には移動させたくない参照セルがあるならば、そ...

あなたが計算式を右方向(列方向)にコピーするのであれば通常は参照セルも右へ移動します。右方向への計算式のコピーと同時には移動させたくない参照セルがあるならば、そのセ...