01章02節…連結貼り付け=リンク貼り付け-(Excel-レベル2)

(01) B7とC7をE11以下に貼り付けます。今度はC7が変わったら、それに連動してF11も変わるようにします。まずはコピーします。

(02) コピー元の値が更新されたら連動して更新されるよう設定して貼り付ける場合には、[連結貼り付け]という機能を使います。E11をアクティブにし、貼り付けのサブメニューから[形式を選択して貼り付け]をクリックしてください。

(03) [連結貼り付け]を押します。

(04) [連結貼り付け]をしているので、B7・C7に変化があると、連動してE11・F11も変化します。さてここでセルF11をアクティブにし、数式バーで内容を確認します。
「=C7」が作成されていることがわかります。[連結貼り付け]をすると「常にコピー元(C7)と等しい値を表示させる」という計算式が作成されるのです。

(05) また、ここでセルC2の値を「15」から「5」に変更して、連結貼り付けをした個所へ即座に反映されるかを確認しましょう。セルC7が「65→55」になり、連動してリンク貼り付けをしたセルF11も「65→55」へと即時更新・即時反映されます。

(06) 続けて「合計2」の複製(連結付き)を作成します。[形式を選択して貼り付け]を使わなくても、[リンク貼り付け]ボタン( )で同様のことが可能です。[連結貼り付け]と同じものです。
「合計2」をE12以下にリンク貼り付けしてください。

(07) E12・F12にリンク貼り付けされました。連結貼り付け・リンク貼り付けと同様のことは、計算式でも実行可能です。E13にH9(合計3)と同内容が表示されるようにします。そこで「=H9」という計算式を作成するのです。計算式でも連結・リンクの効果が発生します。

(08) E13の計算式を右のF13へコピーしてください。オートフィルを使います。

(09) セルF13の確認をしましょう。このように、「=○○(参照セル)」の計算式でも連結・リンク貼り付けと同じことになります。

(10) それでは「プリンター(F2)」の値を「14→4」に変更してみましょう。
連動してF2⇒F6⇒F12と更新されます。また「2021/6/18」の数値(I5)を「89」から「59」に変更してみましょう。連動してI5⇒I9⇒F13と更新されます。