REPT関数の詳細解説(Excel)

ExcelのREPT関数の使い方について

Excelの「REPT」関数は、指定された文字列を繰り返す回数に応じて繰り返し表示するために使用されます。この記事では、「REPT」関数の使い方について詳しく解説します。

関数の書式

REPT関数の書式は次のようになります。

=REPT(文字列, 繰り返し回数)

引数の説明

  • 文字列: 繰り返す対象となる文字列を指定します。
  • 繰り返し回数: 文字列を繰り返す回数を指定します。

簡単な例

REPT関数の基本的な使い方を理解するために、簡単な例を示します。

=REPT("A", 3)

この式では、文字列 “A” を3回繰り返すよう指定しています。結果として、セルには “AAA” と表示されます。

実用的な例

次に、REPT関数を用いた実用的な例を見ていきます。以下の表は、商品名とその評価(1~5の評価値)を示しています。

AB
1商品名評価
2商品A4
3商品B2
4商品C5

この表に基づいて、評価を視覚化するために、評価値に応じてアスタリスク (*) を繰り返して表示してみましょう。

C2: =REPT("*", B2)
C3: =REPT("*", B3)
C4: =REPT("*", B4)

これにより、以下のような表が得られます。

ABC
1商品名評価評価グラフ
2商品A4****
3商品B2**
4商品C5*****

上記の例では、REPT関数を使用して評価値に応じてアスタリスク (*) を繰り返し表示することで、視覚的に評価を比較しやすくなります。

まとめ

ExcelのREPT関数は、指定された文字列を繰り返す回数に応じて繰り返し表示するために使用されます。書式は「=REPT(文字列, 繰り返し回数)」で、引数には文字列と繰り返し回数を指定します。REPT関数を使用することで、評価のような数値データを視覚化しやすい形式で表示することができます。