ExcelのPROPER関数の使い方
Excelの「PROPER」関数は、指定された文字列内のすべての単語の先頭文字を大文字にし、それ以外の文字を小文字に変換します。これにより、文字列を適切な書式に整形することができます。関数の書式は以下のとおりです。
=PROPER(文字列)
PROPER関数の基本的な使い方
以下は、PROPER関数の基本的な使い方の例です。
=PROPER("hello world")
この例では、文字列 “hello world” を引数として指定しています。結果として “Hello World” が得られます。単語の先頭文字が大文字に変換され、それ以外の文字が小文字に変換されています。
具体的な利用例
以下は、PROPER関数を利用する具体的な例です。
例1: 文字列を適切な書式に整形する
次の例では、”john doe” という文字列を適切な書式に整形します。
=PROPER("john doe")
結果として “John Doe” が得られます。単語の先頭文字が大文字に変換され、それ以外の文字が小文字に変換されています。
例2: セル内の文字列を整形する
次の例では、セルA1に入力された文字列を整形します。
=PROPER(A1)
セルA1に “excel is fun” と入力されている場合、結果として “Excel Is Fun” が得られます。
注意点
PROPER関数は、英語の名前やフレーズに適用される場合が多いですが、日本語の場合は効果が薄いことがあります。日本語の文字列に対してPROPER関数を適用すると、ほとんどの場合、元の文字列が変更されずに返されます。
しかし、日本語以外の言語(特に英語)で書かれたデータや、日本語と他の言語が混在しているデータを扱う場合、PROPER関数を利用して適切な書式に整形することが役立ちます。
まとめ
ExcelのPROPER関数は、文字列内のすべての単語の先頭文字を大文字にし、それ以外の文字を小文字に変換することができます。これにより、文字列を適切な書式に整形することができます。主に英語の名前やフレーズに対して効果的ですが、日本語の場合は効果が薄いことがあります。