LENB関数の詳細解説(Excel)

Excelの「LENB」関数の使い方と効果

Excelの「LENB」関数は、指定された文字列のバイト数を返す関数です。引数には、「文字列」があります。

引数の説明

=LENB(文字列)
  1. 文字列:バイト数を求めたい文字列、またはその文字列を含むセルの参照を指定します。

LEN関数との違い

「LEN」関数と「LENB」関数の違いは、カウント方法にあります。「LEN」関数は文字数をカウントしますが、「LENB」関数は文字列のバイト数をカウントします。日本語では、半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとしてカウントされます。

使い方の例

例えば、A1セルに「こんにちは」という文字列が入力されている場合、以下のように「LENB」関数を使用して、バイト数を求めることができます。

=LENB(A1)

この例では、A1セルの文字列「こんにちは」のバイト数を求めます。結果として、10という数値が返されます。

オリジナルの使用例

=LENB("こんにちは") の変換結果は 10 となります。
=LENB("ABC") の変換結果は 3 となります。

=LENB("2023/04/02") の変換結果は 10 となります。

これらの例では、半角英数字や記号は1バイト、全角のひらがなやカタカナは2バイトとしてカウントされています。

注意点

「LENB」関数は、半角・全角問わず、文字のバイト数をカウントします。ただし、改行文字や空白もそれぞれのバイト数としてカウントされる点に注意してください。

まとめ

Excelの「LENB」関数は、文字列のバイト数を求めるための関数です。特に日本語の全角文字と半角文字を扱う際に便利です。文字列データを整形する際や、特定の条件を満たすバイト数を求める際に、この関数を活用してみてください。