LEFTB関数の詳細解説(Excel)

Excel「LEFTB」関数の使い方と効果

Excelの「LEFTB」関数は、指定されたバイト数分だけ文字列の左端から切り出す関数です。引数には、「文字列」と「バイト数」があります。日本語環境では、「LEFT」関数が文字数で切り出すのに対し、「LEFTB」関数はバイト数で切り出します。

引数の説明

  1. 文字列:左端から切り出したい文字列、またはその文字列を含むセルの参照を指定します。
  2. バイト数:左端から切り出したいバイト数を指定します。

使い方の例

例えば、A1セルに「2023/04/02」という日付が入力されている場合、以下のように「LEFTB」関数を使用して、左端から4バイトを切り出すことができます。

=LEFTB(A1, 4)

この例では、A1セルの文字列「2023/04/02」の左端から4バイト(「2023」)を切り出します。結果として、「2023」という文字列が返されます。

オリジナルの使用例

=LEFTB("今日は晴れですね", 6) の変換結果は "今日は" となります。
=LEFTB("Excel関数入門", 10) の変換結果は "Excel関" となります。

注意点

「LEFTB」関数は、指定されたバイト数が文字列の長さよりも大きい場合、元の文字列全体を返します。また、日本語の場合、1文字が2バイトで表現されるため、バイト数が奇数の場合、最後の1バイトが半角文字として表示されることがあります。

まとめ

Excelの「LEFTB」関数は、文字列の左端から指定されたバイト数分だけ切り出すための関数です。日本語を含む文字列データを整形する際に、この関数を活用してみてください。