Excel「DOLLAR」関数の使い方
Excelの「DOLLAR」関数は、数値を通貨形式に変換し、桁数を指定した形式で表示するための関数です。引数には、「数値」と「桁数」を指定します。
「DOLLAR」関数の書式
=DOLLAR(数値, 桁数)
「数値」には、通貨形式に変換したい数値を指定します。「桁数」には、小数点以下の桁数を指定します。桁数は省略可能で、省略した場合、2桁になります。
「DOLLAR」関数の使用例
ここで、「DOLLAR」関数を使用して、表の売上額を通貨形式で表示する例を見てみましょう。
\ | A | B | C |
---|---|---|---|
1 | 商品名 | 売上額 | 通貨形式 |
2 | 商品A | 10000 | =DOLLAR(B2) |
3 | 商品B | 5000 | =DOLLAR(B3) |
4 | 商品C | 8000 | =DOLLAR(B4) |
B列に売上額が入力されています。これらの情報を通貨形式で表示してみましょう。C列に上記の式を入力すると、それぞれの売上額が通貨形式で表示されます。
結果は以下のようになります。
\ | A | B | C |
---|---|---|---|
1 | 商品名 | 売上額 | 通貨形式 |
2 | 商品A | 10000 | $10,000.00 |
3 | 商品B | 5000 | $5,000.00 |
4 | 商品C | 8000 | $8,000.00 |
このように、「DOLLAR」関数は、数値データを通貨形式に変換して表示する際に便利です。データを視覚的に理解しやすくするために活用できます。