ASC関数の詳細解説(Excel)

ExcelのASC関数は、全角(2バイト)文字を半角(1バイト)文字に変更します。この記事では、ASC関数の使い方と例を初心者向けに解説します。

ASC関数の基本構文

ASC関数の構文は非常にシンプルです。引数には文字列が必要です。

=ASC(文字列)

ASC関数の使い方

ASC関数を使うことで、全角文字を対応する半角文字に変換することができます(可能なものだけ)。

例1:ASC関数の基本的な使用方法

次の例では、全角の英数字カタカナ記号 “ABC123アイウえお!” を半角に変換します。

=ASC("ABC123アイウえお!")

この式の結果は「ABC123アイウえお!」となります。全角の英数字カタカナ記号が半角に変換されています。ひらがなには半角文字がないのでそのままです。

例2:セルを参照してASC関数を使う方法

ASC関数は、セルを参照して文字列を指定することもできます。次の表を使って説明します。

AB
1ABC123!?
2DEF456

次の式をB1セルに入力すると、A1セルに入力された全角英数字カタカナ記号 “ABC123!?” が半角に変換されます。

=ASC(A1)

結果は「ABC123!?」となり、全角英数字カタカナ記号が半角に変換されています。