ExcelのTANH関数の使い方と活用例
ExcelのTANH関数は、入力された数値に対して双曲線正接(hyperbolic tangent)を計算する関数です。この記事では、TANH関数の使い方や活用例について解説します。
TANH関数の構文
TANH関数の構文は以下のようになります。
TANH(数値)
数値: 双曲線正接を求めたい数値を指定します。
TANH関数の使用例
ここでは、TANH関数を使って双曲線正接を計算する例をいくつか紹介します。
例1:単純な数値でのTANH関数の利用
セルA1に数値「1」を入力し、セルB1に以下の式を入力してみましょう。
=TANH(A1)
すると、セルB1に「0.76159416」という結果が表示されます。これは、数値1の双曲線正接です。
例2:数式を使ったTANH関数の利用
セルA1に「30」、セルA2に「60」と入力し、セルB1に以下の式を入力してみましょう。
=TANH((A1+A2)/2)
この場合、セルB1に「1」という結果が表示されます。これは、数値30と60の平均(45)の双曲線正接です。
例3:表のデータを使ったTANH関数の利用
以下のような表を作成しましょう。
\ | A | B |
---|---|---|
1 | 数値 | 双曲線正接 |
2 | 0.5 | |
3 | 1 | |
4 | 1.5 |
セルB2に以下の式を入力し、セルB3およびB4にコピーします。
=TANH(A2)
すると、各セルに以下のような結果が表示されます。
\ | A | B |
---|---|---|
1 | 数値 | 双曲線正接 |
2 | 0.5 | 0.46211716 |
3 | 1 | 0.76159416 |
4 | 1.5 | 0.90514825 |
このように、TANH関数を使って、表に入力された数値に対する双曲線正接を計算することができます。
まとめ
ExcelのTANH関数は、入力された数値に対して双曲線正接を計算する関数です。引数には、双曲線正接を求めたい数値を指定します。単純な数値や数式、表のデータを使って双曲線正接を求めることができます。この関数を活用して、さまざまなデータ解析や計算に役立ててみてください。