ExcelのSUM関数の使い方
ExcelのSUM関数は、指定した範囲のセルに含まれる数値の合計を計算する関数です。この記事では、SUM関数の構文や使い方を初級者向けに解説します。
SUM関数の構文
SUM関数の構文は以下の通りです。
SUM(数値 1, [数値 2], ...)
ここで、各引数の説明をします。
- 数値 1: 合計する最初の数値、または数値を含むセル範囲を指定します。
- [数値 2]: (オプション)2番目以降の数値、または数値を含むセル範囲を指定します。複数の引数を指定することができます。
SUM関数の使い方
以下に、SUM関数の使い方を示すサンプル表を用意しました。
\ | A | B | C |
---|---|---|---|
1 | 名前 | 性別 | 売上 |
2 | 山田 | 男 | 10000 |
3 | 佐々岡 | 女 | 15000 |
4 | 岸川 | 男 | 8000 |
この表で、C2~C4のセルの売上合計を計算する場合、次のようにSUM関数を使います。
セル範囲の指定時は始点セルと終点セルとを半角の「:」で結びます。
=SUM(C2:C4)
この計算式を入力すると、10000 + 15000 + 8000 = 33,000 という値が返ります。これが、C2~C4のセルの売上合計です。
また、SUM関数では複数のセル範囲や数値を指定することができます。例えば、C2とC4のセルの売上合計を計算する場合、次のようにします。
=SUM(C2, C4)
この計算式を入力すると、10000 + 8000 = 18,000 という値が返ります。これが、C2とC4のセルの売上合計です。
このように、ExcelのSUM関数は、複数の数値やセル範囲の合計を簡単に計算することができます。初心者の方でも簡単に利用できるため、日常業務やデータ分析において非常に便利な関数です。
注意点
SUM関数は、指定した範囲内の数値だけを合計します。したがって、文字列形式のセルは無視されます。
また、セル範囲に空白セルが含まれている場合、空白セルは0として扱われます。空白セルを除外して合計を計算する場合は、SUM関数とIF関数を組み合わせて使用することができます。
まとめ
ExcelのSUM関数は、指定した範囲のセルに含まれる数値の合計を計算するための関数です。構文は「SUM(数値 1, [数値 2], …)」で、複数の数値やセル範囲を指定して合計を計算することができます。初級者でも簡単に使える便利な関数なので、ぜひ活用してみてください。