ExcelのMUNIT関数の使い方
この記事では、ExcelのMUNIT関数の使い方について説明します。MUNIT関数は、指定された次元の単位行列を作成する関数です。単位行列とは、対角線上に1が並び、それ以外の要素が0の正方行列のことです。行列計算などで使用される単位行列を簡単に作成することができます。
MUNIT関数の構文
MUNIT関数の構文は以下の通りです。
MUNIT(次元)
引数の説明を以下に示します。
- 次元:単位行列のサイズ(行数および列数)を指定します。正の整数を指定してください。
MUNIT関数の使用例
ここでは、MUNIT関数を使用して3×3の単位行列を作成する例を紹介します。
セルA1に次のように入力します。
=MUNIT(3)
この計算式を入力した後、A1:C3の範囲を選択し、[Ctrl] + [Shift] + [Enter]キーを押して、配列数式として入力します。これにより、以下のような3×3の単位行列が作成されます。
\ | A | B | C |
---|---|---|---|
1 | 1 | 0 | 0 |
2 | 0 | 1 | 0 |
3 | 0 | 0 | 1 |
このように、MUNIT関数を使用することで簡単に単位行列を作成することができます。
まとめ
この記事では、ExcelのMUNIT関数の使い方について説明しました。MUNIT関数は、指定された次元の単位行列を作成する関数であり、行列計算などで使用される単位行列を簡単に作成することができます。引数には単位行列のサイズ(行数および列数)を指定します。指定した範囲に配列数式として入力することで、単位行列が作成されます。