ExcelのUNICODE関数とは
ExcelのUNICODE関数は、指定された文字のユニコード値を返す関数です。ユニコードは、世界中の文字を一貫して表現するための符号化方式であり、この関数を使って特定の文字のユニコード値を調べることができます。
UNICODE関数の書式
UNICODE関数の書式は以下の通りです。
UNICODE(文字列)
引数:
- 文字列: ユニコード値を取得したい文字です。文字列の最初の文字のユニコード値が返されます。
UNICODE関数の使用例
以下に、UNICODE関数の使用例を示します。
例1:文字のユニコード値を表示する
=UNICODE("A")
この式の結果は「65」となります。これは、「A」のユニコード値です。
例2:日本語文字のユニコード値を表示する
=UNICODE("あ")
この式の結果は「12354」となります。これは、「あ」のユニコード値です。
UNICODE関数と他の関数との組み合わせ
UNICODE関数は、他の関数と組み合わせて使用することもできます。例えば、UNICHAR関数と組み合わせることで、ユニコード値から文字を逆引きすることができます。
例3:UNICODE関数とUNICHAR関数の組み合わせ
=UNICHAR(UNICODE("あ"))
この式の結果は「あ」となります。これは、「あ」のユニコード値を取得し、その値に対応する文字をUNICHAR関数で逆引きしています。
まとめ
ExcelのUNICODE関数は、指定された文字のユニコード値を返す関数です。特定の文字のユニコード値を調べることができ、他の関数と組み合わせて文字列操作を行う際に便利な機能です。ただし、引数として与える文字列は、最初の文字のユニコード値のみが返されるため、注意して使用してください。