ROW関数の詳細解説(Excel)

ExcelのROW関数の使い方

ExcelのROW関数は、指定されたセルの行番号を返す関数です。引数にセルを指定することで、そのセルが所属する行の番号を取得することができます。また、引数を省略すると、関数が入力されたセルの行番号を返します。

ROW関数の書式

ROW関数の書式は以下の通りです。

ROW([参照])

引数の説明:

  • 参照(オプション):行番号を取得したいセルの参照を指定します。この引数を省略すると、ROW関数が入力されたセルの行番号が返されます。

ROW関数の使用例

以下にROW関数の使用例を紹介します。

例1: A3セルの行番号を取得する場合。

=ROW(A3)

この式の結果は「3」となります。A3セルは3行目に位置しているためです。

例2: ROW関数が入力されたセルの行番号を取得する場合。

例えば、B5セルに以下の式を入力すると、B5セルの行番号が返されます。

=ROW()

この式の結果は「5」となります。ROW関数が入力されたB5セルは5行目に位置しているためです。

ROW関数の応用例

ROW関数は、他の関数と組み合わせて使用することで、さまざまな計算や処理が可能になります。以下に応用例を紹介します。

例: 自動的に行番号を表示するシリアル番号の作成。

例えば、リストに自動的に行番号を振りたい場合、以下のような式を使用できます。

=ROW() - 1

これをA2セルに入力し、下にコピーすると、自動的に行番号が1から始まるシリアル番号が作成されます。

この記事では、ExcelのROW関数の使い方について、初級者向けに解説しました。ROW関数は、セルの行番号を簡単に取得できるため、さまざまな場面で活用できます。ぜひ、ROW関数を使って、効率的なデータ処理を行いましょう。