ExcelのFORMULATEXT関数の使い方
Excelの「FORMULATEXT」関数は、指定されたセルに入力されている数式をテキスト形式で表示する関数です。セル内の数式を確認したいときに便利です。
関数の書式
=FORMULATEXT(参照)
引数の解説
- 参照:数式を表示したいセルを指定します。
例1:基本的な使い方
以下の式では、A1セルに入力されている数式をテキスト形式で表示します。
=FORMULATEXT(A1)
例えば、A1セルに「=B1+C1」の数式が入力されている場合、結果は「=B1+C1」と表示されます。
例2:表内での使用例
次の表で、FORMULATEXT関数を使用して、セル内の数式を表示します。
\ | A | B | C | D |
---|---|---|---|---|
1 | 名前 | 性別 | 年齢 | 数式 |
2 | 山田 | 男 | 34 | =B2&”、”&C2 |
3 | 田中 | 女 | 25 | =B3&”、”&C3 |
4 | 鈴木 | 男 | 28 | =B4&”、”&C4 |
5 | 数式 |
式:=FORMULATEXT(D2)
結果:=B2&”、”&C2
上記の例から、FORMULATEXT関数を使用して、指定したセル内の数式を簡単に表示できることがわかります。これにより、他のユーザーが作成した数式を理解する際や、数式のエラーを特定する際に役立ちます。