AREAS関数の詳細解説(Excel)

Excelの「AREAS」関数の使い方

Excelの「AREAS」関数は、指定した範囲内のエリア(矩形領域)の数をカウントするために使用される関数です。この記事では、AREAS関数の使い方について解説します。

AREAS関数の書式

=AREAS(範囲)

ここで、引数の解説をします。

  • 範囲:エリア数をカウントする範囲を指定します。範囲は単一のセル、複数のセル、または複数の範囲を含むことができます。

AREAS関数の使用例

次に、AREAS関数の使用例をいくつか紹介します。

例1:単一の範囲を指定する場合

=AREAS(A1:C4)

この例では、範囲A1:C4内のエリア数をカウントします。この範囲には1つのエリアが含まれているため、関数は「1」という値を返します。

ABC
1名前性別年齢
2山田34
3田中25
4鈴木28

例2:複数の範囲を指定する場合

=AREAS((A1:C4,E1:G4))
ABCDEFGH
1名前性別年齢名前性別年齢
2山田34鈴木45
3田中25佐藤36
4高橋28加藤30

この表では、黄色の背景が範囲A1:C4、水色の背景が範囲E1:G4を示しています。これらの範囲には2つのエリアが含まれているため、関数=AREAS((A1:C4,E1:G4))は「2」という値を返します。。

まとめ

Excelの「AREAS」関数は、指定した範囲内のエリア数をカウントするために使用される便利な関数です。単一の範囲だけでなく、複数の範囲を指定することも可能です。これにより、複数の範囲にわたるエリア数を簡単に把握することができます。